7月の下旬頃、子供が手足口病になりました。
そして7月末に大人の私も手足口病になりました。
手足口病と、プール熱、ヘルパンギーナは
3大夏風邪として、高温多湿に強いウィルスが感染源なのだそうです。
ネットで調べても発熱症状が出る
大人の手足口病についてあまり情報が無かったので参考までに
私の手足口病体験記を残しておきます。
Contents
手足口病 1日目
熱帯夜だったため、扇風機を回したまま寝たところ、
夜中に寒気がして朝起きたら熱が38.5度。
喉の弱い私は咽頭がすぐに腫れるかと思いきや
そんな感じもなく、
熱だけが高くなって、全身にだるさを感じるようになっていました。
そこで近くの病院が開く時間になって早速
診察を受けると、喉に小さな発疹があるとの事、
「最近、近くで病気になった人と接触はありましたか?」
と、聞かれのたので、
「4日程前に、子供が手足口病になりました。」
と答えると、
「手足口病の可能性が高いですね」
「手足口病の場合、インフルエンザのように直接効く薬がないので
自然治癒を待って、薬で熱を下げたり、喉の痛みを和らげたりするしかないんですよ」
という話でした。
・・・うーんとりあえず頓服で熱が下がれば少しは楽になるかな?
そんな期待をしながら家に帰って
バナナと牛乳を飲んで食事を済ませると、
薬と頓服を飲んで寝ました。
熱さまシートのようなものは使った方が楽になります。
この時期に一番必要なのは水分補給。
この時はまだ発疹は無かったので違う病気なのかちょっと疑問でした。
手足口病2日目
頓服を飲んでも熱は38.5度。
喉の痛みは無く、発疹も手足に出てきませんでした。
熱による倦怠感というか、だるさというか、
なんだかもうろうとした状態でした。
寝ている間はスゴイ量の汗をかきました。
普通の風邪なら汗をかけば一気に熱は下がるのですが
この手足口病は手ごわい。
いくら汗をかいても熱は下がりません。
頓服の効果が切れると熱は39度に・・・
寝汗をかいては服を着替えての繰り返しです。
喉の痛みが無く、水分補給が出来ただけでも運が良かったかもしれません。
幸い食欲も少しあったため、おかゆを食べました。
熱があるせいで寝ることくらいしかできません。
私の場合は寝て起きてを繰り返している間、
なぜか、不審者を追いかける夢を見続けていました。
手足口病3日目
ようやく頓服を飲まずに熱が37度程度になり
体のだるさが無くなり、
体がずいぶん楽になりました。
頓服も強い薬なので、これなら飲まずに様子を見ようという感じになりました。
そして、肘に大きな発疹ができて、
手にも小さな赤い発疹が出始めました。
足の裏の土踏まずのあたりにも
つまようじの先でつついた程の小さな赤い発疹ができました。
これで、ようやく手足口病だと実感しました。
あと、発疹は胸から腹にかけて2つ、片耳に5個程出てきました。
相変わらずのどの痛みはありませんでした。
発疹はあっても、肘の大きな発疹以外は痛くもかゆくもありません。
症状が軽くてラッキーと思って、
今まで寝たきりだったので家事を手伝ったりし始めました。
しかし、発疹が少しずつ増えてきました。
発疹が出てくると、この病気の直り始めなのだそうです。
昼間頑張りすぎたせいか、夕方には反動でだるさが
ぶり返してきました。熱も37.6度。
安静にしておけば良かった。。。
手足口病4日目
会社を休みっぱなしだったため、
どうしても会社に行かなければいけない用事が出来てしまいました。
熱は36.5度まで下がったものの、発疹の数は増えて、大きくなっています。
足の裏の発疹も歩くと痛い。
土踏まずの小さな発疹が直径1センチ程になって、
指と指の間も赤い発疹があるため、
歩くだけで擦れてジンジン痛いです。
嫁さんに5本指ソックスを買ってもらって良かった。
これだけでも随分楽でした。
発疹が増えている間は人にうつす可能性があるため、
マスクをして出勤。
人やモノの接触を避けながら、用事を済ませて直ぐ家に帰りました。
真夏のマスクは顔に、汗もができそう。
結構つらいです。
家に帰るとまた36.8度と、少し上がっていました。
病院の先生いわく、
子供の場合は発疹の増加が止まれば保育園に行っても大丈夫との事。
いつ社会復帰できるのか?
このままクビになってしまわないか?
そんな不安がよぎりながら家で休養。
休んだ感じがしません。。。
手足口病5日目
手足の発疹は増加が鈍化してきました。
熱もありません。
ただ、ちょっと動いたりすると体にだるさが残ります。
真っ赤だった発疹は赤黒くなって
小さな発疹は色が薄くなってきます。
大きな発疹ほど、かゆみを伴ったり
当たったりすると痛みを伴います。
しかしまだまだ発疹が目立つので
この日も休みました。
仕事、大丈夫かな?
手足口病6日目
手足の発疹の増加も無い感じですが、
引き続き5mm程度の発疹は目立つ感じ。
新たな発疹の増加は見られず、これから復帰しても良いと思いました。
しかし、足裏にできた大きな発疹が膨らんで破裂すると
また破裂したところからウイルスが出るそうです。
ちょっと心配なので、この日も大事を取って休みました。
発疹の色は、
赤→赤黒→茶褐色→薄茶色→透明の固いふくらみ→消えていく
といった感じに変化していきます。
大きな発疹ほど、元に戻るのが遅いです。
これだけ休むと体力的にも仕事にすぐ復帰できるか心配・・・
ユンケル飲んで明日には仕事に復帰したいですね。
手足口病7~9日目
仕事に復帰しましたが、足の裏を気遣いながらの動きが不自然。
それでも仕事をこなし、早めに帰宅。
発疹が大小さまざまありますが、
1センチ程度の一番大きなものは当たると違和感があるものの
他の発疹は色が薄くなってきて、
透明な固いふくらみに変化してきます。
周りの人も気にするため、タオルは持参。
マスクも一応着用。
夏のマスクは本当に大変です。。。
最後に
手足口病は、症状が軽くなってきても無理をしてはいけません。
ネットには発熱の症状が出るのは3割程度といいますが、
ウィルスの型が変化してきてるのかも知れません。
うつると重症化するものもあるかもあるのかも知れませんね。
直ったと思っても安静にしていた方が
早く治すコツだと思います。
大人ほど、そうゆう訳にはいきませんが・・・
あと、途中でお酒などを飲むと血行が良くなって
発疹にかゆみが生じたりしますので
やめた方がいいでしょう。